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コンフェデレーションズカップは2017年まで行われた代表国同士の国際大会です。

各大陸の大会王者が集う大会ですので、参加国のレベルの高さはかなりのものです。

大会の形式は何度か変わっていますが、2001年の大会では日本は準優勝したこともあります。

日本が世界との距離を測るには最適な大会だったと私は思っていますが、コンフェデレーションズカップとはどのような大会だったのかを振り返ります。

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 コンフェデレーションズカップ 大陸王者決定戦

コンフェデレーションズカップは当初は国際サッカー連盟が主催する大会ではありませんでした。

年に当時のアジア王者だったサウジアラビアが1992年に南米王者のアルゼンチンと北中米カリブ海王者アメリカ、アフリカ王者コートジボワールを招待したのが始まりでした。

そのため、大会名も「キング・ファハドカップ」と呼ばれ、第2回大会には当時のアジア王者の日本も初出場しています。

コンフェデレーションズカップはアジアカップを優勝しないと出場出来ないため、ワールドカップよりもハードルの高い大会だと言うことができます。

アジアカップで4度優勝している日本は前身も含めてコンフェデレーションズカップにも4度出場しています。

しかし当然ながら他のライバル国も大陸王者ですので強敵揃いです。
逆にそれはアジア以外の国と真剣勝負をする機会に乏しい日本にとっては非常貴重な経験となるものでした。

ワールドカップのプレ大会

コンフェデレーションズカップは2005年以降はワールドカップの前年に開催されていました。
開催場所もワールドカップ開催国となっていたため、ワールドカップのプレ大会の要素も強く持っていました。

運営能力はあるか

ワールドカップで大切なことは滞りなく大会の運営が出来るかどうかです。

コンフェデレーションズカップは開催国が翌年のワールドカップで問題ない運営が出来るかのをテストされることにもなります。
参加国にとってもコンフェデレーションズカップは事前のシュミレーションには最適です。

ワールドカップでのキャンプ地はどこか、移動はスムーズに行くか、気候はどうなのかなど、1年前にワールドカップ開催国の空気を掴めることには大きな意味があります。
日本はアジア以外のアウェイで試合をする機会は多くないので環境への慣れは重要なポイントとなります。

選手もアピールチャンス

ワールドカップの1年前に開催されるコンフェデレーションズカップは選手にとっても絶好のアピールチャンスです。

日本の場合、ワールドカップの1年前には出場を決めているケースが多いのでコンフェデレーションズカップはワールドカップ本大会に向けたチーム作りの開始時期になります。

予選中はあまりチームに手を加えるとリスクにもなり得ますが、予選突破後で尚且つまだ1年の時間があるこのタイミングはちょうど良いのです。

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コンフェデレーションズカップ日本の戦績

日本は過去4回コンフェデレーションズカップに出場していますがそのうち3回はグループリーグで敗退しています。

しかし2001年の日韓大会では準優勝しており、これはFIFA主催の大会での男子フル代表の最高成績になっています。

この大会ではメンバーの中で唯一の海外所属だった中田英寿選手は所属チームとの兼ね合いで準決勝までの出場でしたが、オーストラリアとの準決勝では決勝ゴールとなるフリーキックを決めています。中田選手を欠いた決勝戦ではフランスに敗れましたが、同じ年の3月に大敗を喫した相手に善戦したことで自信もつき、翌年ワールドカップでは初めての決勝トーナメント進出に繋がりました。

コンフェデレーションズカップが廃れた理由

各大陸王者が集まってワールドカップ前年に試合をするというシチュエーションは最高に感じますが、コンフェデレーションズカップは2017年でその役目を終えています。
一体何が原因だったのでしょうか。

本気度の問題

日本にとってはコンフェデレーションズカップは最高の力試しの場でしたが、ヨーロッパや南米の強豪国にとっては同じ意味を見出せない大会でした。

同レベルの国が少ないことに加えて、ヨーロッパのシーズンオフの大会なので代表選手はオフの期間が短くなる問題がありました。

若手にとってはアピールチャンスですが、絶対的地位の立場の選手には難しい大会だったのです。

2017年のドイツは言わばBチームとも言えるチームを送り込んでいます。
それでも優勝したのはさすがですが、世界大会で主力を温存することになったのです。

プレ大会として少し盛り上がりに欠ける

コンフェデレーションズカップに出場する国は大陸王者ではありますが、そこが翌年のワールドカップに出場しているとは限らない問題が、ありました。

2017年の場合は準優勝したチリがそれにあたり、南米王者としての出場でしたがロシアワールドカップの出場権は逃しており、盛り上がりに欠ける部分がありました。
また、コンフェデレーションズカップの結果はまったく翌年のワールドカップの参考にはなりませんでした。

2017年優勝のドイツは翌年のワールドカップではまさかのグループリーグ敗退。

2013年はブラジルが優勝しましたが、翌年のワールドカップはベスト4まで進んだものの準決勝でて歴史的な敗戦を喫しています。

コンフェデレーションズカップは貴重だった

コンフェデレーションズカップは終了してしまいましたが個人的には大好きな大会でした。

アジアカップを優勝することで出場できるので応援にも力が入りましたし、世界のトップクラスと対戦する機会は楽しみでした。

思い出に残る大会ではありましたが、世界大会が多すぎるとワールドカップの価値が下がる問題もあるので仕方がない部分もあります。

今後FIFAはコンフェデレーションズカップを廃止した分、クラブワールドカップを拡大していくことを発表しています。

日本のチームが新しくなったクラブワールドカップで良い経験を積んでくれることを願います。

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