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Jサテライトリーグとは公式戦に出場機会がない選手の為のリーグ戦です。

プロ野球で言えば2軍のリーグ戦に近いイメージです。

JサテライトリーグはJリーグが始まった1993年から2009年まで実施されていましたが、一時的に廃止となりました。

再開された2016年以降は、以前とは少し形式を変えた実戦機会として開催されています。

Jサテライトリーグは今は育成リーグとも言われるようになりました。
Jサテライトリーグの概要や、今どうなってるのか?などご紹介します。

 

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廃止前のJサテライトリーグの概要は?

最初のJサテライトリーグは1993年から2009年まで実施されていました。

当時は全チーム参加が義務付けられており、1999年に始まったJ2のチームの参加は任意とされていました。

ルールはその年ごとに変わりましたが、衰退していく前は優勝決定戦まで行われていて、シーズンを通して試合をしていく流れになっていました。

以前は決勝戦まで行っていたんだね!

出場資格は23歳以下の選手が中心で、有望な若手はここで実戦経験を積んでトップチームにリーグ戦での出場機会へと繋げていきました。

Jサテライトチームはなんで廃止になったんだろう

練習試合っぽい雰囲気があって、それが課題となっていたみたいだよ。それ以外にもいろいろ原因はあったみたい。

しかし、若手の出場機会としては有効だったJサテライトリーグも、練習試合とあまりかわらない雰囲気が否めないことが課題として挙げられていました。

それほど本気度が求められないなか、各クラブの財政難もあり終了を迎えることとなったのでした。

2016年から始まった!新しいJサテライトリーグ

一度は終了となったJサテライトリーグですが、2016年に復活を果たします。

Jリーグ主導の準公式戦という形ではあるものの、順位も決まらず試合数もまばらで以前とは大きく違う形となりました。

参加も完全に任意とされ、J1からJ3までカテゴリーを問わずに登録することができました。

再開後も試行錯誤は続いていて、2018年は「Jリーグ育成マッチデー」という名目で開催されました。

2018年「Jリーグ育成マッチデー」参加チーム
  • 北海道コンサドーレ札幌
  • ガイナーレ鳥取
  • 横浜FC
  • ファジアーノ岡山
  • サンフレッチ広島
  • レノファ山口FC

新しいJサテライトリーグは、試合の勝敗だけではなくポイントで順位を決める方式で行われ、優勝はガイナーレ鳥取でした。

Jリーグ育成マッチデーのルール

Jリーグ育成マッチデーでは順位を決めるためのポイントが貰える項目は多岐に渡ります。

まず、試合に勝てば3ポイントが入ります。

さらに、23歳以下の選手の出場時間でポイントを配分し、年間1位には5ポイントが与えられ、2位は4ポイント、3位は3ポイントと1ずつ下がっていく形でした。

試合会場も公式戦に近い条件のスタジアムを使用することで3ポイントがもらえ、アウェイでも300km以上の遠征で1ポイントがもらえるなど、クラブの育成の本気度を競うような内容でした。

賞金も出ていて、1位には400万円!

 

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なぜJサテライトリーグが衰退したの?

Jサテライトリーグが廃止になったり、復活後も変則的になっているのは財政難だけが理由ではありません。

Jサテライトリーグの大きな目的は若手の育成です。

元々入場料もとっておらず(取っても格安)、興行としてはほとんど効果のないものでした。

 

そのため若手の育成という大目標が達成できるのであれば、サテライトリーグにこだわる必要はありません。

若手の育成の場として大きな効果があったのは、1999年に始まったJ2リーグです。J2の各クラブはもちろん昇格のために戦っておりますので、育成のためのリーグではありません。

しかし、プロのチームが急増したことで、選手の受け入れ先も多くなったのは事実です。

そこに拍車をかけるのが期限付き移籍の制度です。

一定期間を定めて選手を他のクラブに貸し出すこの制度は以前からあったものですが、出場機会が少ない若手をJ2に武者修行に行かせることで実戦経験を積ませることができます。

J2のクラブとしても、低予算で運営しているところが多いので、格安で有力選手を加えることができる同制度はメリットが大きいのです。

試合に出るかどうかは本人次第ではあるものの、貸した方も借りた方もそして選手自身の成長にも良い制度です。

実際に森保ジャパンの主力の中島選手はFC東京から富山にレンタルされて経験積んでいったことで今の活躍に繋がっているなど、成功例はいくらでもあります。

J3が始まって選手の受け入れ先が増える

J3が2014年から始まったことで、さらにクラブ数は増え、選手の受け入れ先は増えていきました。

J3には特別枠があり、2014年から15年の最初の2年間は、当時のリオデジャネイロオリンピックを目指す代表強化の場として、所属クラブで出場機会の少ない23歳以下の選手で選抜チーム作り参加しました。

メンバーは試合毎に変わりましたが、ここから飛躍した選手もいます。

大学を経由して即戦力として羽ばたく選手

近年では高校卒業後に大学で実力を磨き、即戦力としてプロに進む選手も多いです。

在学中に年代別の日本代表に選出されるなど、大学での試合を通じて成長を遂げています。

プロに行く実力がありながらも大学を経由する選手もいるなど、長い目で見て自分が最も成長できる方法を選択しています。

大学出身の日本代表選手も多く、2019年アジアカップメンバーに選出された伊東選手などがいます。

Jサテライトリーグ 【Jリーグ育成マッチ】まとめ

Jサテライトリーグは、出場機会の少ない選手や若手選手のために開催がされていましたが、様々な事情で廃止となりました。

2016年から復活し2018年はJ育成リーグ育成マッチとして復活をしています。

しかし、Jリーグの発展に伴いJ3リーグまで誕生したことや、若手選手が様々な環境を選択して成長することができるようになったためサテライトリーグが今後大きく発展することは難しいでしょう。

 

しかしサテライトチームを持つことには意義があります。

サテライトチームを作ることでトップチームと同じスタイルのサッカーを身につけることができます。

例えば、攻撃が持ち味のチームの選手が守備力重視のチームにレンタルされても、選手の幅を広げる意味では良いですが方向が違い過ぎます。
一貫したスタイルで育成することで、チームの特長は長く継承されることになります。

2018年は中盤戦まで苦戦を強いられたガンバ大阪は、J3から引き上げた選手の活躍もあり上昇気流に乗ることができました。彼らは一貫したチーム作りにより、戸惑うことなくトップチームでも活躍できたのです。

この育成システムがそのクラブだけではなく、日本代表の成長にも繋がります。

興味を持った人は、これからはサテライトリーグもチェックしてみてくださいね!

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