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2019年417日、J 1リーグを戦うヴィッセル神戸のリージョ監督が辞任しました。

辞任は自分から監督の仕事を止めたということになりますが、事実上解雇と考えられている監督交代です。

実際はどうかはわかりませんが、注目のチームだっただけにシーズンが始まってたった8試合での監督交代には驚かされました。

でも実はサッカーの世界でシーズン途中の監督交代は珍しい話ではありません。

監督が代わることでチームの雰囲気はガラリと変わりますので、監督交代が好転に繋がることはよくあります。

2018年のワールドカップで大会直前に監督交代をした日本代表がグループリーグを突破したのは印象的です。
一方でチームの方針がブレてしまい選手が混乱するのもよくある話です。

監督交代の良い面、悪い面を考えてみましょう。

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Jリーグシーズン中の監督交代のメリット

実際に監督を代えると何か良いことがあるのでしょうか。

監督交代のメリットを教えます。

問題を取り除くことができる

監督が交代される理由は多々あります。

戦術がチームに合わなかったり、指導力が足りなかった、選手の信頼を得られなかったなどが主だった理由です。

監督交代をすることで、まずこの問題が解決されることをどこも目指します。結果を出せていない監督はこういった部分が原因だと思われて解雇されるのです。

チームの空気が変わる

監督交代のメリットは雰囲気が変わることにもあります。

チームとしてどこか波に乗れない時は監督が代わることで空気を変える手が使われます。
監督が代われば練習方法も変わってチームにピリッとした空気が流れます。

選手達も監督が交代になるほどの事態に危機感を感じますので緊張感が出てきて好成績に繋がるケースがあります。

そのために交代となる監督は可哀想ですが、それも監督の仕事なので仕方ありませんね。

Jリーグシーズン中の監督交代のデメリット

監督交代は良い側面もありますが余計に混乱を招くなどのデメリットもあります。

チーム作りは時間がかかる

チーム作りは時間がかかるものです。

どんなに優秀な監督でもいきなりチームを強くすることは簡単ではありません。
それどころかキャンプから目標を立てて準備をしてきたのに急に方針が変わっては選手も混乱するだけです。

チームのコンセプトが失われる

チームには何かしらの得意なスタイルや目指しているサッカーがあります。

しかし監督交代はそれをリセットすることになります。
コーチを次の監督にすれば少しは変化を小さく出来ますが、それでも新しい約束事が生まれるので混乱はします。

その場しのぎになる

監督交代でチームに新たな刺激を与えることが出来ますが、どうしてもその場しのぎ感は残ります。
一時的には効果があっても刺激はそう長くは続きません。

監督交代になるほどのピンチなので戦い方も結果重視になってしまい今までの積み重ねを放棄しがちです。
監督交代は困った時の奥の手で、そう頻繁にするものではありません。

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2018年J1チームの監督交代例

2018年のJ1リーグでは4チームで合計5回の監督交代が行われました。

監督交代の成功失敗はどうなっているでしょうか。

タイトル獲得の浦和レッズ

最初の監督交代があったのは42日の浦和レッズです。

前の年にアジア王者に導いた堀監督でしたが2018年は開幕から5試合勝ちなしで監督交代となりました。

新監督となったのはかつて鹿島アントラーズでリーグ3連覇の実績があるオリヴェイラ監督で、リーグ戦は5位で終えましたが、年末の天皇杯で12年ぶりの優勝を達成しました。

ちなみに浦和はオリヴェイラ監督が就任するまで育成担当だった大槻氏が監督代行をしましたが、リーグ戦を4戦戦い31分けでバトンを繋いでいます。

J2降格の柏レイソル

大混乱となったのは柏レイソルです。

柏は513日にリーグ戦11位と波に乗り切れなかった下平監督を解任して加藤コーチが監督に就任します。

結果としてこれが大失敗でした。

混乱してしまったチームはさらに順位を落としてJ2降格寸前まで追い詰められます。

残り2試合で再び監督交代が行われて新しく就任した岩瀬監督は2連勝を達成しましたが、他のチームの結果によりJ2降格という最悪の事態となりました。

 

浦和の優勝や、下位に低迷していたチームを途中から立て直してシーズン終盤に8連勝を達成した宮本監督のガンバ大阪など監督交代が成功したチームもあれば、柏のような例もあります。

監督交代が怖いのはこういったどう転ぶかわからないところです。

Jリーグチームでも監督を代えないチームもある

Jリーグの中には監督の交代を行わず、長期的に任せる例もあります。

2018年にJ2を優勝してJ1昇格を決めた松本山雅の反町監督や、2018年に初めてルヴァンカップを優勝した湘南ベルマーレの曹監督が代表例です。

反町監督は松本で8年指導していますが、その間にJ1からJ2への降格を経験しています。

曹監督も同様で8年間で3回昇格していますが2回の降格もあります。

どちらも監督交代があっておかしくない成績ですが、チームは継続を選択しています。

海外サッカーはもっとシビア!
海外では監督交代は日本よりもシビアです。

特にヨーロッパで優勝を目指すような名門チームは少し負けが続くとすぐに監督交代になります。

日本よりもサッカーが生活に根付いてるヨーロッパでは地元のテレビや新聞も遠慮なく監督批判をするので結果が出ないとチームから追い出されてしまいます。
プレッシャーの大きいヨーロッパの監督は並みの神経では務まりません。

まとめ

シーズン中の監督交代が成功するかどうかは蓋を開けてみないとわかりません。

これまでの積み重ねを放棄してでも変化するべきか、このまま我慢するべきかはチームにとっては大きな選択です。
応援する側も期待と不安の混ざった気持ちで見つめることになります。

Jリーグもシーズンが進むにつれて監督が代わるチームがまた出るはずです。
そのチームがどんな変化をするかも注目してください。

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